株式会社アクシア 代表取締役 社長 山岸正雄 様
アクシア様の事業内容を教えてください。
山岸社長:不動産の仲介業を中心に営んでいます。他に不動産管理および不動産売買も取り扱っていますね。自社で買い取りを行っています。また、代表の私がメインで収益物件のコンサルもしております。
顧問契約を依頼したきっかけを教えてください。
山岸社長:一昨年の5月に社内で雇用関係のトラブルがあり、自社の顧問社労士の先生から江原先生をご紹介いただきました。先生は雇用問題に強いということで、ご紹介いただきまして、ご相談乗っていただいたというわけですね。
江原先生を顧問弁護士として選んだ理由を教えてください。
山岸社長:先述のように、社労士の先生にご紹介いただき、江原先生に顧問契約のご相談をさせていただく流れになりました。年代が近く、距離も近いため、おそらくこの先もずっとご相談乗っていただけるかなという考えから、契約をお願いするに至りました。
どのような依頼をされているか教えてください。
山岸社長:雇用関係のトラブルの際、少額訴訟を起こされたため、対応を先生に全てお任せしておりました。また、対応策も随時アドバイスいただいており、その結果、先生のご指示通りに動くことができました。結果、こちら良い形に収まりました。ケースバイケースで、「こういう対応してください」というようなアドバイスを随時頂けるので、いきなり訴訟に入るのに比べ、下準備をすることができ、助かっています。また、こちらでチェックをした賃貸物件における書類を先生に再度チェックいただくという、ダブルチェックの依頼をすることも多いです。内容面では、主に宅建業法以外のところで、不安に思うところをお聞きしています。
インタビュアー:宅建業法以外の範囲のものは、どういった内容が多いのでしょうか。
山岸社長:多いのは雇用関係ですね。他には宅建業法の中で決められたやり取りの中で、トラブルの発生が予想される時に、「もし訴訟になったらどうなりますか」といった形でご相談をしています。その際、先生は「こういうケースであれば、だいぶ不利です」等、的確なご回答をしてくださいます。訴訟になった場合のお話を伺うことも多いですね。不動産会社の不動産営業が、お客様に「こういうケースはこうですよ」と言っても、説得力ない場合があるのですが、「顧問弁護士に確認したところ、先生の見解ではこうです」と言うと、大抵は「そうですか」とご納得いただけますね。非常に説得力があると思います。
顧問契約を結んで良かった点を教えてください。
山岸社長:一番は対顧客に対して説得力ですね。取引を通じて安心感を持っていただけています。安心の提供ができていますね。特に、不動産売買の事業がメインなので、売って終わり、買って終わりではなく、お取引した後に様々な問題が生じます。その際、不動産のことであれば自社で対応し、税務関係であれば顧問税理士に対応してもらいといったように、その都度対応が求められます。その一翼を担っていただけている実感がありますね。 やはり、近隣トラブルをはじめ、住民の悩み事等のトラブルに対しては、我々は永続的にサポートする必要がありますから、ご対応いただきまして非常に助かっています。
また、弊社のお客様であれば、先生が初回相談料は無料で相談に乗ってくださいます。テーマは不動産に関わらず、相続や離婚でも構いません。個人的な相談の窓口になっていただいているため、差別化という点にも繋げることができていると思います。
江原:顧問先の従業員の方の法律相談は無料でする点はうたっているので、その延長みたいな感じですかね。
山岸社長:特に相続などは不動産と親和性の高いテーマだと思うので、今後相談のニーズが増えてくると考えています。そのような話を弊社ではご相談に乗れると発信できる点も江原先生と顧問契約をして良かったと思うところです。
顧問契約をする前には想定していなかった付加価値について教えてください。
山岸社長: ESとCSの向上に役立っていると思います。従業員が個人的な相談をするケースは今はあまり無いようですが、お客様に関する相談はしています。
従業員から弁護士の先生へ相談できるという環境を会社側から提供できていると点は良いことだと思います。今後、従業員が相続関係等で問題が発生した際、抱え込まずに済むのではないでしょうか。 また、一番の効果は何よりもお客様への説得力がより増したということと安心感があるということですね。
江原先生は貴社にとってどのような存在ですか?
山岸社長:相談した際、的確な回答を頂けるという安心感があります。お蔭様で従業員も安心できていますね。私達が分かる範囲である宅建業界であれば、「こうです」とズバッと言うことができますが、訴訟等は先生に先回りして不安な芽はつぶすといったご対応をいただき、守っていただいています。ゴールキーパー、守護神のような存在ですね。要するに、どんと控えていただいているイメージです。
江原:山岸社長は気軽にご相談してくださるので、本当に安心できます。通常、顧問契約先のことは心配であり、気掛かりです。そんな中、頻繁に相談してくださるため、会社の状況がよく分かります。しっかりとした経営をされていて安心できますね。また、同年代で、同じように組織の代表として邁進されている姿を拝見し、私自身も奮起させられます。
最後に、顧問契約を考えていらっしゃる他の企業様にメッセージをお願いします。
山岸社長:弊社は顧問契約をして、ESとCSの面で大きく寄与していると感じています。何か起きてからではなく、先回りしての安心感を与えられているという点は大きいです。また、経営者の目からしてみれば、会社の在り方のご相談もすることができることは、非常に頼もしい存在になっていると思いますね。