メニューを閉じる

埼玉県内経営者様向け セミナーを開催しました(H30.9.27)

2018.10.01

 平成30年9月27日

 埼玉県内経営者様向けに、「今さら人に聞けない契約書の実務 第2回」と題したセミナーを開催しました。ご参加いただきました企業の皆様、誠にありがとうございました。

 今回のセミナーでは、弁護士黒澤洋介(弁護士紹介はこちら)より、実務で取り扱うことの多い、売買契約書、秘密保持契約書、請負契約書(製造物供給契約)、雇用契約書について、基本的チェックポイントを解説するととともに、なぜ契約書が重要なのかお話ししました。加えて改正民法についてもお話しさせていただきました。

セミナーの様子  セミナーの様子 

 

 お話しさせていただいた主な内容は、以下のとおりです。

    ・ 各契約書に共通する主なチェックポイント 損害賠償条項、誠実交渉条項、合意管轄

 ・ 損害賠償条項 内容、範囲、賠償予定条項の利点

 ・ 売買契約書のチェックポイント

 ・ 基本的部分の確認

 ・ 担保責任(瑕疵担保責任)の改正 契約不適合責任

 ・ 危険負担、手付、経過措置

 ・ 秘密保持契約のチェックポイント

 ・ 秘密保持契約の目的、立場による違い

 ・ 不正競争防止法

 ・ 請負契約書のチェックポイント

 ・ 下請け法、PL法

 ・ 雇用契約書のチェックポイント

 ・ 法令、労働協約、就業規則、個別労働契約の優劣関係

 ・ 時間外手当のフォロー、懲戒処分

 

 契約書は、「作ればよい」という時代から、「どう作るか」、「どう修正するか」の時代に変わってきております。コンプライアンスはさらに重要性が増してきますので、貴社の契約書も一度、見直しチェックをされることをお勧めします。そして、チェックには、法的知識、経験が必要になりますので、是非とも弁護士を積極的に活用していただければと思っております。

 当事務所では、今後も定期的に経営者様向けセミナーの開催を計画しております。

 次回は、次回は、平成31年1月に、「契約書 第3回」を実施する予定ですので、興味がありましたら是非ご参加下さい。