印紙を貼っていない契約は無効になるのでしょうか。
印紙を貼っていない契約は無効になるのでしょうか。
印紙の貼付は、税法上の問題であり、契約自体の有効性には影響しません。
したがって、印紙の貼付のない契約も有効です。
しかし、貼付すべき印紙を貼っていなかったり、貼付金額が不足している場合、不足額の3倍の税金を徴収されることになります(印紙税法20条1項)。
また、偽りその他不正の行為により印紙税を免れた者に対しては、1年以下の懲役もしくは20万以下の罰金またはこれを併科するとの罰則があります(印紙税法22条)ので、印紙はきちんと貼っておくべきでしょう。