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年俸制を採用している場合、残業代を計算する際、賞与として支払っている分は計算の基礎から外してよいのでしょうか。

当社では、年俸制を採用しており、年俸を16等分して、16分の1を毎月支給し、8月と12月に、賞与としてそれぞれ16分の2ずつを支払っています。残業代を計算する際、賞与として支払っている分は、計算の基礎から外してよいのでしょうか。

 残業代等の割増賃金を計算する際、「臨時に支払われた賃金」「一箇月を超える期間ごとに支払われる賃金」は計算の基礎となる賃金には算入しないものとされており、半期に1回、業績に応じて支給されるような一般的な「賞与」は、計算の基礎から除外できるものとされています。

 一方、今回のケースのように、年俸の一部を賞与として支給しているような場合には、支給額が既に確定しているため、名称が賞与となっていたとしても、上記のように計算の基礎から除外できる「賞与」には該当しないものとされています。

 したがって、割増賃金を計算する際には、賞与として支払っている分を含めた年俸額全体を、計算の基礎とすべきことになります。具体的には、決定された年俸額の12分の1を月平均所定労働時間で割った金額が、賃金の時間単価となります。